私は生まれつきお腹が弱く、原因不明の疲れや肌荒れにも悩まされてきました
お腹の調子を改善するには食物繊維!ということで、一時はゴボウや豆類をたくさん食べていたのですが、食後に激しい腹痛と、交互に繰り返す下痢と便秘に悩まされるようになりました
そんな中低FODMAP食事法を試し、3年ほどユルめに続けています
しかしながら、低FODMAPを続けていても、謎の下痢や肌荒れ、体のだるさに見舞われることがありまして、最近ちょっとおかしいなーと思っておりました
姉が甲殻類アレルギーを持っていることもあり、私自身も花粉アレルギーがキツく、もしかして何か食べ物のアレルギーも持っているのではないか?と気になったわけです
ということで、FODMAPに続いてフードアレルギー源を特定するため、リブートダイエット(またの名をパレオリトリート)をはじめることにしました!
私は生まれつきお腹が弱く、原因不明の疲れや肌荒れにも悩まされてきましたお腹の調子を改善するには食物繊維!ということで、一時はゴボウや豆類をたくさん食べていたのですが、食後に激しい腹痛と、交互に繰り返す下痢と便秘に悩まされるよ[…]
そんな食事によるアレルギー特定とは別に、血液検査を受けてみることにしました!食事療法の結果と合わせて確かめてみようと思います。
本記事を書いた人
- 生まれつき下痢がち + 仕事のストレスで盛大に体調を崩す
- 低FODMAP食+食事摂取基準で何とか回復
参照元
- 遅延型フードアレルギー検査とは
- 遅延型フードアレルギーとは、食後にわかりやすく苦しむ通常のアレルギーではなく、食べてから数日にわたってゆっくりとアレルギー反応が出るものです。自分自身でアレルギーであることが分かりにくく、気づかないまま不調が続く可能性があるとのことです
- ただ、遅延型フードアレルギーの血液検査は精度がよくないとのことで、現時点ではお勧めできません。あくまで食事療法の答え合わせ(と趣味を兼ねて)のためにやろうと思います。
IgG遅延型アレルギー血液検査を受けてみる
こちらの記事でやっていた食事制限の2週目終わり頃、アレルギーの血液検査を受けてきました。我々が小さい時に受けたであろうアレルギーチェックは即時型のもので、今回検査するのは遅延型IgG抗体によるアレルギーチェックです
アレルギー反応は、原因となる抗体の種類やリンパ球により、Ⅰ型(即時型、アナフィラキシー型)、Ⅱ型(細胞損傷型、細胞溶解型)、Ⅲ型(免疫複合体型、アルサス型)、Ⅳ型(遅延型、細胞免疫型)の4つの型に分類されます
後述しますがオススメはしません。趣味で受けてきたようなものです
受けてきた検査の種類
遅延型フードアレルギー検査もいくつかあります。全国各地のクリニックで提供しているものも、種類や品目の数に違いがあるようですし、そもそもamazonで買える郵送型のキットもあります
私が受けてきたものはIgGフードMAP(xMAP)というものでした。リンク先に概要や検査品目をのせたPDFファイルがありますので、気になる方はご覧ください
ざっくりいうと、190種類の食材と腸内環境の乱れを示すカンジタおよび酵母菌のチェックができます
オススメしない理由
一度にたくさんのアレルギーを特定できて良さそうですが、オススメできない理由が二つあります
検査の精度があまり高くない
海外、および日本のアレルギー学会では遅延型アレルギー血液検査の有効性を否定しています
ざっくり言うと
- 実際に食べて確かめた結果と一致しない
- 遅延型アレルギーの抗体は単に食べた量と比例しているだけ
とも言われていて、この結果を元に食事制限をすると栄養バランスを乱す可能性があると言うことです。
“グルテンフリー”に騙されるな!高額なのに誤診率50%、実はインチキに近かった食品アレルギー検査
こちらの記事で効果がないと言われているELISAとは異なり、より精度があがったものとは言われていますが、果たしてどうでしょうね
amazonにもフードアレルギー検査キットがありますが、下記のような注意書きがあります
小麦やグルテンをはじめ、特定の食品を除去した食事をなさっている場合、該当する項目の値が低い、または無反応となる可能性があります。医師の指示が無い限り、通常どおりの食生活を送り、検査をお受けください。
私の場合、クリニックでの診療案内でも、検査直前の医師や看護師の方からも特に説明はありませんでした
しかし直前の食生活に影響されやすいとなると、精度はあまり高くなさそうだなあと感じるところです
お値段が高い
IgG遅延型アレルギー血液検査は保険適用外の自由診療扱いです
今回私が受けた200項目近くのチェックをする場合だと、約4〜8万円ほどします
多少項目数を減らせば安くもなりますが、数千円変わる程度のものです
ということで、精度が低くお金もかかるということであれば、一概にオススメできないなと思うところです
ちなみに検査をしてから結果を受け取るまで3〜4週間と結構な時間もかかります
遅延型アレルギー血液検査の結果が出る
検査結果
4週間前に受けた遅延型アレルギー血液検査の結果が出ました。私の場合
- アーモンド:軽度
- 卵白、カンジタ・アルビガンス:中度
- ライ麦:重度
医師への質問と回答
結果を受け取った時に医師にした質問と回答も載せておきます
- Q. 血液検査の直前2週間ほどアレルゲンを避けていたが、結果に影響があるか?
- A. 2週間程度ならほとんどない。数ヶ月程度控えてると影響がある
- Q. 卵白のアレルギーがあるが、加熱すれば食べられるという話を聞いたが?
- A. 加熱しても同じ
- Q. 卵白のアレルギーはどの程度厳しく控える必要があるか?
- A. ハンバーグのつなぎ程度であれば大丈夫と思われる。ゆで卵やスクランブルエッグなどでたくさん食べるのは勧めない
- Q. カンジタ・アルビガンスとは?
- A. 腸内環境が荒れているしるし。もっとひどい人はいるので重症ではない。特にチョコレートや和菓子を控えること。甘いもの自体を控え気味にした方が良いが、ハチミツや果物のような自然物であれば比較的問題ない
繰り返しますが、遅延型アレルギー検査自体の精度はそれほど高くないと言われています
結果は参考までにするとしても、卵白とカンジタは自覚症状と一致しますね…
トマトに関してはアレルギー自体は出なかったものの、それ以外にも不調を起こす要因はあるようなので、再チャレンジをしようと思います
最後に
本ブログでは下痢がちな男がお腹を強くする過程を発信しています。共感いただけることがありましたらシェアいただけると励みになります!