食事と血液検査で見つける遅延型フードアレルギー

私は生まれつきお腹が弱く、原因不明の疲れや肌荒れにも悩まされてきました

お腹の調子を改善するには食物繊維!ということで、一時はゴボウや豆類をたくさん食べていたのですが、食後に激しい腹痛と、交互に繰り返す下痢と便秘に悩まされるようになりました

そんな中低FODMAP食事法を試し、3年ほどユルめに続けています

 

しかしながら、低FODMAPを続けていても、謎の下痢や肌荒れ、体のだるさに見舞われることがありまして、最近ちょっとおかしいなーと思っておりました

姉が甲殻類アレルギーを持っていることもあり、私自身も花粉アレルギーがキツく、もしかして何か食べ物のアレルギーも持っているのではないか?と気になったわけです

(ちなみに便潜血やピロリ菌検査も郵送キットのものを試しましたが、陰性でした)

 

ということで、FODMAPに続いてフードアレルギー源を特定するため、リブートダイエット(またの名をパレオリトリート)をはじめることにしました!

久しぶりの新しい食事制限なのでワクワクしますねー

結論から言うと、さらに体調が良くなり、低FODMAP食事法とは別に控えるべき食べ物が判明しました

本記事を書いた人

  • 生まれつき下痢がち + 仕事のストレスで盛大に体調を崩す
  • 低FODMAP食+食事摂取基準で何とか回復

全体の流れ

  • 制限期(〜4週間)
    • リブートダイエット(パレオリトリート)で、体に炎症を起こしそうなものを徹底カット
    • 数週間続けて体調が好転するかどうかをチェック
  • 挑戦期
    • 食事法を維持しながら1種類ずつ食材を戻す
    • どの食材が、どのくらいで、体にどういう影響があるかをチェック

全体で2ヶ月ほどかかります。気長に頑張りましょう

参照元

  • 30日リブートダイエットを始めるぞ
    • 肌荒れや糖尿病は現代病でして、逆に昔ながらの生活をしている狩猟採集民族にはほとんど見られないようです。そんな狩猟採集民族の食生活を理想として、加工食品や穀物を制限するパレオ式食事法というものがあります(ちなみにpaleo=「旧石器時代の」という意味でハワイの腰に巻くやつではありません)
    • リブートダイエットはこれに加えて、体の炎症を起こすことがある乳製品や大豆、ナス科の野菜なども追加で除外するかなり厳しい食事法です。パレオリトリートということもあります
    • リンク元記事の方は30日限定でやってますが、1週間でもけっこうキツイです
  • あなたの不調を根こそぎ改善するかもしれない「プチ除去食」のすすめ
    • アレルギーや体の炎症を起こしやすい食材を13グループに分けています。少なくとも3週間はこれらの食材を全て控えて、まず体調不良が特定の食材によるかどうかをチェックします。
    • その後、リブートダイエット食事法を維持しながら、1つずつ食材を試しては戻し、自分の体調を観察します
    • 最終的に自分の体調が特定の食材のせいであること、どのくらい食べるとどうなるか、を知ることが目的です
  • 遅延型フードアレルギー検査とは
    • 遅延型フードアレルギーとは、食後にわかりやすく苦しむ通常のアレルギーではなく、食べてから数日にわたってゆっくりとアレルギー反応が出るものです。自分自身でアレルギーであることが分かりにくく、気づかないまま不調が続く可能性があるとのことです
    • ただ、遅延型フードアレルギーの血液検査は精度がよくないとのことで、現時点ではお勧めできません。あくまで食事療法の答え合わせ(と趣味を兼ねて)のためにやろうと思います。

 

リブートダイエット(パレオリトリート)の方針

食べていいもの

  • 鶏豚牛などの肉、魚介類
  • 野菜(ナス科の食材以外)
  • 発酵食品(納豆とヨーグルト以外)
  • オリーブオイル
  • 塩胡椒、ハーブソルト
  • さつまいも
  • コーヒー、ナッツ(25gまで)、フルーツ(100gまで)

食べないもの

  • 麦、米、とうもろこしなどの穀物
  • トマト、ピーマン、パプリカ、ジャガイモなどのナス科植物
  • 牛乳、ヨーグルト、バター、プロテインなどの乳製品
  • 大豆、小豆、味噌醤油などの豆製品
  • 砂糖や果糖ぶどう糖液糖などの甘味料、および甘味料を含む調味料
  • サラダ油、キャノーラ油のような植物油
  • チョコレート
  • ドライフルーツ
  • アルコール

より詳しい食材リストは参照元の記事をご覧ください。

 

上記のリストに加えて、下記の方針で食事をしていました。一時的にとはいえ、かなり偏った食事法なので、気をつけないと栄養不足になります。お気をつけあれ

  • タンパク質について
    • 週3食ほど魚を食べる
    • 毎食、魚や肉を200~300gほどしっかり食べる
  • 野菜について
    • 低FODMAPな野菜類を中心に、できる限りたくさん食べる
    • 特に葉物野菜は意識して摂る
    • サツマイモやレンコン、カボチャを中心に、糖質を100g/1日より多く摂る
  • 嗜好品、おやつについて
    • コーヒーは1日1杯、残りはデカフェ
    • おやつは干し芋、ミックスナッツ

そのほか使っていたもの

リブートダイエットとは全く関係なく使っていたサプリメントやスキンケア用品です。ご参考にどうぞ。

 

リブートダイエット(パレオリトリート)で実際に食べていたものと記録

実際の食事メモは別の記事にしましたので参考にどうぞ

ちなみに私の場合、1〜2週間で明らかに体調がよくなりました

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一品目ずつ食材に挑戦する

リブートダイエットを4週間ほど続けて、かなり体調がよくなりました。これで自分が特定の食事によって体調を崩していたことと、調子が良い時のイメージが掴めました

ここからは体調不良の原因になりそうな食材を1グループずつ取り入れて体調を観察します

私の場合およそ2週間の雑なチェックで、卵、トマト、砂糖が怪しいという結果になりました

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IgG遅延型アレルギー血液検査を受ける

あまり評判は良くないのですが、フードアレルギーの血液検査を受けました

概要と結果を別記事にまとめておりますので、参考にどうぞ

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(今のところの)結論

実際に食べて確かめた私自身の体調と、血液検査の結果を合わせて、今のところは下記のような結論です

  • 卵料理は食べない。多少入っている分には気にしない
  • スイーツや和菓子、清涼飲料水は食べない
    • これまで仕事中のおやつにチョコレートを食べたり、たまに和菓子屋アイスを食べていたのですが、全カット。これからは量より質、甘いものは大好きなのでゼロにはしませんが、普段づかいはしないことにしました

これ以外にもトマトがアレルギーとは別角度で問題ありそうな気がしますが、それは検証中です

 

最後に

本ブログでは下痢がちな男がお腹を強くする過程を発信しています。共感いただけることがありましたらシェアいただけると励みになります!