低FODMAP食事法のゴールとは
最終的には、FODMAPを意識せず日々を過ごせること、と考えています
なぜなら、低FODMAP食事法を厳密に実践することは難しく、人生の楽しみが損なわれるためです
低FODMAPがゴールなのではなく、快調でやりたいことに集中できることがゴールではないでしょうか
本ページでは、自分の体で試した経験を元に書いていきます
私自身も完治はしていないのであしからず
注意点
私は医者でも管理栄養士でもありません
不調があるのであれば、まずは医者に相談しましょう
胃腸の不調には、大腸ガンやクローン病などが隠れている可能性があります
低FODMAP食事法をはじめて、やめるまでのステップ
腸の働きは非常に複雑で、食べ物やサプリだけでどうにかなるものでは無いようです
(短期的には効果が出たように感じるが、2週間くらいすると戻る)
元々の体質や生活習慣によるところもあるので、変えられるところから良くしていきましょう
ステップ1:高FODMAP食材を可能な限り避ける(2~4週間)
まずは、お腹の張りや痛みといった急性の症状を抑えましょう
高FODMAP食材については本ブログでまとめています
私の場合、高FODMAP食材を断った翌日から激しめの下痢になり、2週間程度で落ち着きました
(依然としてお腹はゆるいが、痛みは無くなった)
推測ですが、新しい食習慣に腸がビックリし、慣れるまで時間がかかるものと思います
ステップ2:食生活を整える
食生活の偏りによって腸内環境が悪化し、その結果FODMAP要因に過敏になっている可能性があるためです
つまり低FODMAP食事法だけでは根本解決にはならないかもしれないということです
ということでステップ1と平行して食生活を是正していきます
本ブログでは低FODMAP対応のレシピや食生活をまとめておりますのでご利用ください
ポイント①:PFCバランスを整える
筋肉や肌と同じように、腸も代謝します
太るからと糖質や脂質を過度に制限していたり、タンパク質を大量に摂っている場合は注意が必要です
何事もバランスよくが一番です
ポイント②:野菜をしっかりと摂る
代謝をスムーズにするためのビタミンやミネラル、腸内環境を良くする食物繊維を摂るためです
サプリでは吸収率が悪かったり、副作用があるケースがあります
サプリはあくまでサポートとして、可能な限り食品から摂りましょう
ステップ3:高FODMAP食品を少しずつ試す
自分の体質に合わない食材を特定すること、及びその食品を食べられる量を調べるためです
高FODMAP食品がすべて悪であるわけではありません
ごぼうやヨーグルト、キノコなど役に立つ(そしておいしい)ものもたくさんあります
これらの食品は自分の体質に合う限りで取り入れていくと良いかと思います
私の場合、干し芋(さつまいも)やヨーグルト、納豆は少しずつ食べております
ステップ4:自律神経を整える
自律神経とは、循環器や消化器などの活動をするために働いている神経のことです
特に、副交感神経が優位である時に胃腸は動くと言われておりますが、現代人は交感神経優位になりがちです
特に忙しい方やストレスを感じやすい方は、意識してリラックスする必要があります
ポイント①:よく寝る(睡眠の質を高める)
寝る前にスマホやパソコンを触るのをやめ、ブルーライトもカットしていきましょう
ポイント②:軽く体を動かす
ストレッチやヨガ、ウォーキングなどが良いと言われております
ゆっくりと呼吸をし、リズミカルに体を動かすのがストレス解消になるようですね
私の場合、起床直後と寝る前に30分ずつ、ゆっくりストレッチをしています
ポイント③:瞑想する
背筋を伸ばし、自分の呼吸に集中しましょう
宗教的なイメージがあるかもしれませんが、宗教問わず効果があります
効果が現れるまでに数週間かかるらしいので、他のポイントを実践しつつ、気長にやりましょう
個人的には結構効果を感じております
最後に
私もまだ途中ですが、昔に比べればかなり体調は良くなりました(もうひと押しな感じ
ちなみに全て実践すると普通に健康的な生活習慣になるので、腸以外にもいい影響が出てくるはずです
一緒に頑張りましょう!