小麦やタマネギを使わない、低FODMAPでグルテンフリーなバターチキンカレーのご紹介です。昔インドカレー屋の料理教室でもらったレシピを基にしているのでやたら本格的。ほとんど私の趣味でまったく作りやすくはありませんが、ご機会がありましたらどうぞ!
材料(4人分)
- 鶏もも肉 皮なし 400g
- 野菜(お好みで)
- ニンジン 1本
- じゃがいも 1個
- パプリカ 1個
- 生姜(すりおろし) 小さじ1
- オリーブオイル 適量
- 調味料
- 砂糖 40g
- 塩 小さじ2
- ピーナッツバター 40g
- カットトマト缶 400cc
- 水 300cc
- バター 40g
- レモン汁 大さじ2
- スパイスA
- クミンパウダー 小さじ1/2
- コリアンダーパウダー 小さじ1
- ターメリックパウダー 小さじ1/2
- S&Bカレー粉 小さじ1/2
- スパイスB
- グリーンカルダモンシード 5個
- シナモンスティック 2本 ※各5cm
- ベイリーフ 2枚
- ブラウンカルダモン 3個
- スパイスC
- クミンパウダー 小さじ1
- コリアンダーパウダー 小さじ2
- ターメリックパウダー 小さじ1
- パプリカパウダー 小さじ1
- S&Bカレー粉 小さじ1
- お好みスパイス
- カスリメティ 小さじ1
- ガラムマサラ(辛味) 適量
- パセリ 適量
スパイスを入れるタイミングごとに書いてるとはいえ、かつてない材料の種類です。スパイスBは特に揃いにくいので多少欠けても問題ないと思います。レシピ通りだと甘口~中辛の間くらいなので、辛いのがお好みの方はガラムマサラを追加してください
油は使うわバターは使うわで全体的に脂質は多めになりますので、鶏肉の皮は除いたほうがよいかと思います(これでもお店のレシピよりかなり削ってますが…)。ちなみにインドでは衛生的な理由で鶏皮を食べることはあまりないらしいです
作り方
乱切りのニンジンとじゃがいもを炒める(中火)
乱切りにしたニンジンとじゃがいもを、大さじ1の油で炒めます(中火)。ガシャガシャとかき混ぜる必要はあまりなく、各面にこんがりと焼き色がつくくらいまでじっくりと焼き付けます
パプリカは火が入りやすいので後でOKです
炒め終わったら適当な容器に一旦ひかえます
鶏肉をこんがり炒める(中火)
野菜を炒めた油が残っているまま、鶏肉を炒めます(中火)。こちらも全体に焼き色がつくまで炒めます。後で煮込むので中まで火が通っている必要はありません
鶏肉にスパイスAを絡める
鶏肉に焼き目が着いたら、スパイスAをふりかけて炒め合わせます。ざっくり全体にスパイスが行き渡ったらOKです。炒め終わったら先程の野菜とともに別容器にひかえておきます
ホールスパイスから香りを出す(強めの弱火)
スパイスB(ホールスパイス)とオイル30ccをフライパンに加えて、強めの弱火程度でじっくりと香りを出します。といいつつ、私は「香りが出てくるまで」がイマイチわからないので、なんとなく5分くらい炒めます
この時、使ったホールスパイスの数を覚えておくのがオススメです。後で取り出すときに取りこぼしがなくなるので。
すりおろし生姜を加えて炒める
すりおろしの生姜を加えて、やや茶色になるまで火を通します(写真はちょっと焦げてる)。注意してほしいのですが、この時めちゃくちゃハネます。
- 生姜を入れた瞬間にフライパンにフタをして
- 30秒くらい加熱したら火を止めて
- ハネが収まるのをまって次の作業にうつる
と、キッチンも汚しにくくヤケドもしにくいかなと思います
スパイスを加えて練る(中火)
また中火にかけて、ホールスパイスが入ったままスパイスCを加えます。写真のようにオイルとスパイスがまんべんなく混ざってペースト状になったらOKです。
この状態で長く火にかけると焦げます。すぐに次の工程へいきましょう。最悪、次の工程の水だけでも加えれば焦げずに済みます
水、カットトマト、調味料、具材を加えて煮込む(中火)
水300cc、カットトマト400cc、砂糖・塩・ピーナッツバターといった調味料を加えてフタをせず煮込みます。先に炒めた野菜と肉ものこの時に加えていきます
ニンジンやじゃがいもに火が通って柔らかくなるまで煮込んだら完成です
パプリカ、バター、レモン、仕上げのスパイスを加えて更に煮込む
スパイス感が足りなかったのでカレー粉を写真では足しています
↓5分ほど煮込んだのがこちらです
完成!
仕上げにパセリをかけたり、黒胡椒を散らしたりすると刺激的かと思います
やたらと本格的なので実際に作れる人は少ないともいますが、ご機会がありましたらぜひ!