1年間、生活習慣を変えたら劇的に体調がよくなった話

2020年の1年間で、体調が劇的によくなりました

生まれてから30年近く付き合ってきた下痢と肌荒れ体質を克服しつつあります

疲労感や眠気も減ったような気がします

 

4半期ごとに振り返りつつ、私の体感をお伝えできればと思います

 

1年間、生活習慣を変えたら体調が劇的によくなった話

1~3月ごろ

この時点で低FODMAP食歴は1年を超えていたのですが、おなかの調子はよくありませんでした

  • おなかの張りを常に感じる。息苦しい
  • 90%くらいは下痢。ときどき緑色のでさえもある
  • 疲労感を感じる

頭打ちだなあ、と感じていたので自粛を機に徹底的に整えることにしました

 

このころは、ざっくりこんな感じのメニューを食べておりました

  • 魚もしくは鶏肉とサラダ
  • 主食は米かジャガイモがメイン
  • 野菜たっぷりのスープ

低FODMAPを守りつつも、とにかく(栄養豊富そうな)野菜をモリモリと食べまくる生活でございました

意識高いですね

 

4~6月ごろ

(ちょっとマジメ過ぎるほどの)健康的な食事で体調はかなり改善しました!

  • 緑色の下痢が出るようなことはぱったりなくなった
  • 肌ツヤが明らかによくなって、頬や鼻の根本の毛穴もなくなってきた

 

これまでも不摂生をしているつもりはありませんでしたし、サプリメントなどで栄養も取れているつもりでした

しかし食事を変えてから2週間くらいで明らかに肌の手触りがよくなったので、

サプリメントでは実際の食事の代わりにはならないんだな、というのが体感でした

 

ただし、ここまで極端に食事を変えても100%の快調ではありません

かなりよくはなったけど、おなかの張りもあるし、それなりに下痢もするような状況でした

(快調度合いとしては60%くらい)

 

7~9月ごろ

食生活は少し楽をし始めました

やっぱり生野菜ばかりだと飽きるし、量を食べるのが大変です

なので一般的なパスタなどのレシピに栄養豊富な野菜を大量に加える、そんな戦略に変えておりました

 

多少手を抜いても体調には変わりはなかったので、生野菜じゃなければダメということではなさそうです

ただ、食生活を改善してから数カ月たったものの、完治には至っていません

頭打ちの状況が続いていました

 

そんな中、9月ごろに軽く筋トレを始めたところ劇的に効果がでました

詳しくはこちらの記事に書いております

腸内環境を本気で改善するには運動するしかなかった

ベースとして食生活を整えていたからか、腹筋30回程度の運動でも効果が出たのが衝撃でした

食事は大事ではあるものの、それだけではダメなんだろうと思います

ちなみに筋トレによってほぼ9割以上、下痢をしなくなりました

 

その一方で肌の調子は悪くなってしまいました。こちらは原因不明です…

肌全体はなめらかになっているものの、頬の一部や眉間ではニキビが大量発生しました

腸内環境と皮膚はつながっているとは言いますが、時間差はかなりあるし、腸がよければ皮膚も必ずよくなる、という簡単な関係ではなさそうだなと感じました

 

結果的に皮膚科でもらった薬が効きました

そういうと食生活は関係なさそうですが、学生時代に皮膚科に行ったときは全然聞かなかったので、やはりベースは大事であろうと思います

 

10~12月ごろ

筋トレを始めたあたりから調子はずっと安定しています

ラーメンやスイーツを時々は食べていましたが、ほとんど問題ない状態です

体質改善としてはかなりゴールに近いのではないでしょうか

なんでも制限すると人生楽しくもありませんしね

 

ただしその一方で、一部の食材はやっぱりダメなようです

ごぼうを大量に入れて豚汁を作ったところ、おなかのガスと下痢が再発しました

私の場合、玉ねぎやニンニク、ごぼう、山芋などのフルクタン(やイヌリン)系はまだまだダメなんだろうなと思います

 

とはいえ少量なら問題ないですし、不思議なことに小麦もそれほど問題ではありません

改めて低FODMAP食にしたら数日で調子が戻りましたしね

人間いきなり最強にはなれませんが、徐々に強くはなったんだなあと思います

 

さらに、ごぼうとは関係なく、12月半ばころに一度調子を崩しました

食事の習慣は維持していたので不思議でしたが、おそらくストレスによるもののようでした

 

ストレスがかかった時に体のどこに出るかは人によると思いますが、私の場合は、

  • やや前傾姿勢になる
  • 前傾姿勢が続くことで、おなかの筋肉が明らかに緊張して、そこで固定されてしまう
  • 内臓を圧迫するので呼吸が浅くなるし、内臓が動きにくくなる

という流れなようでした

 

ストレスがかかった時、自分の体がどう反応するかについて知っておくのがオススメです

体調が落ち切ってからだと戻すのにも時間がかかりそうですしね

 

ここまでの数カ月、自分の体で実験したり観察したりしました

その結果、食事も運動も大事ではあるけど、それだけではダメだということもわかりました

ストレス、というよりストレスによる体の緊張を定期的にほぐしてあげる必要がありそうだなと思います

 

我ながら面倒な体だとは思いますが、少しずつ対処が見えてきましたねー

 

これからどうしよう?

低FODMAP食を幅広い人に、気軽に試してもらいたい

今年はちょっと極端に食事を変えすぎたし、極端なレシピを出しすぎたかなと実は反省しております

極端に食生活を変えると結果も早く出るので続けやすくはあるのですが、

私みたいに一人で暮らしていて、自由に食事を変えられる人ばかりではないですしね

 

とりあえず栄養はほどほどに、ごく定番で簡単なレシピを作っていくほうが、まずは始めやすかったのかなと思います

基本の料理の基本のところを勉強したくなってきましたね

だけど低FODMAP食だけだとダメ

私の実体験でもありますが、低FODMAP食だけでは解決しませんでした

あくまで急性の症状を和らげる食事法であるという解釈です

ということで根本的に体を強くするには、もう少し全体的なアプローチが必要だなと思います

なんだか抽象的ですが…

 

例えば、基礎的な栄養が足りていないのではないか?というところ。

しかし栄養計算は大変だし、下手をすると数字に振り回されることになります

ゆえに一部の専門家や、筋トレオタクのものになってしまったりしている気がします

 

そして運動も大事です

ただ運動の習慣をつけるのは、習慣づけの中でもかなり難しい部類です

(私もできてません)

 

さらにリラックス、深呼吸の習慣も大切です

これは無意識に行われることなので、運動以上に難しいのではないかと思います

 

おなかの調子をよくする、体調をよくする、というのは特定の栄養素や食材でどうにかできるものではない、というのがこの1年の私の結論です

しかし、人に伝えるとき、習慣を変えるときにはひとつずつしか伝わらない、変えられない、というジレンマもあります

運よく今年からWebサービス的な仕事に変わりましたので、来年は具体的にサービスを作って世の中をよく出来たらいいなーと思います

 

以上、来年もよろしくお願いいたします