眠気覚まし、気分転換、美容と健康にも欠かせないコーヒー。毎日何杯も飲む人も多いのではないでしょうか?
インスタントコーヒーも手軽でいいけれど、できれば喫茶店のような香ばしいコーヒーが飲みたくなります
しかしながら一人暮らしで豆や器具を買い揃えるのは大変なので、ドリップバッグがいいよ!という話でございます
一人暮らしだとコーヒー豆を買ってきても飲みきれない
コーヒー豆は一度開封してしまうとそれほど長くは持たないと言われています
豆の状態でおおよそ1~2ヶ月、粉の状態なら2週間程度です
コーヒー1杯辺りおよそ10gの豆を使うので、500gの豆を買ってきたならば50杯飲みきらなければいけなくなります
およそ毎日1~2杯のコーヒーを家で飲む人でなければ使い切れないということですね
一人暮らしならドリップバッグがいいぞ!
コーヒー一杯分が個包装になっているタイプの商品です
個包装になっているので長期間保存できる
メーカーによりますが、おおよそ1年は持ちます
豆を密閉容器に入れて保存したり期限を気にしたりする必要は全くありませんね
一杯ごとに個包装なので、豆の量を計らなくてよいのも便利
(モノによっては)安い
ピンキリではありますが、安いもので一杯20円程度、高くても一杯100円程度です
コンビニのコーヒーと同じか、遥かに安いですね
道具が要らない
基本的にはお湯とカップさえあればOKです
なのでお金もかからないしスペースも取らない、オフィスに持ち込むことだって可能です(私もやってました
電気ケトルがあると最高ですね
ドリップコーヒーの美味しい淹れ方
素人ではありますが、神戸のUCCコーヒー博物館で講習受けてきたので知識だけはございます
(クイズコーナーでコーヒー博士の称号を得ました)
美味しく淹れるために気をつけること
通常のドリップコーヒーとほぼ変わらないとのこと
お湯の量を計る
コーヒー豆10gに対して140cc程度が適量です
どんなに良い豆でも大量のお湯で淹れれば薄く物足りなくなりますし、
少なすぎると苦味や雑味が目立ってしまいます
この適量のお湯に対して美味しく淹れられるように、各コーヒーは製造されておりますので一度計ってみてください
(商品によっては微妙に湯量が変わることもあります)
お湯の温度は90℃あたりが理想
熱すぎると雑味が出やすくなり、ぬるすぎると薄くなります
とはいえ厳密に管理はできないと思うので、お湯が湧いたら一息待つくらいで良いかと思います
注ぐ用の容器に移す場合はそれで温度が下がっていい感じです
お湯はゆっくり注ぐ
美味しいコーヒーとは、コーヒー成分が余すところ無く抽出されたものです
勢いよくお湯を注いでしまうと、お湯とコーヒー豆が接する時間が短くなってしまい、薄くなります
慌てずいきましょう
コーヒーを淹れる手順
用意するもの
ドリップバッグ、カップ、お湯を少しづつ注ぐためのもの、の3点です
私は形から入るタイプなので器具を買いましたが、注ぎ口のついた計量カップなんかでもOKです
電気ケトルでお湯を沸かした後に、ドリップ用のハンドポットに入れてから、コーヒーに注いでいます
開封したら軽く叩いて粉を落とす
まんべんなくお湯を行き渡らせるため、およびペーパー側面の微粉を落とすために行います
カップごと側面から軽く叩けばいい感じになるかと
少量のお湯でコーヒー豆全体を濡らす
”蒸らし”と言われる工程で、コーヒー粉に含まれるガスを抜くために行います
コーヒー粉の中に気泡が残っている状態だと、お湯が粉に触れませんからね
なんとなく泡が出てきて、ポツポツ穴が空いた感じになります
ちなみに、ドリップバッグのように粉の状態で買ってきた場合は製造時にガス抜き&窒素充填されているので、ガスはあまりでません
喫茶店みたいに膨らまないのは残念ではありますねー
残りのお湯を2回に分けて入れる
中心からのの字を描くように注いでいきます
ちなみにこの時、側面にできたコーヒー粉の土手を崩すかどうか、コーヒーを最後まで落とし切るかどうか等、流派?があるようです
個人レベルではあんまり気にせず色々試してみればいいんじゃない?と思っているところ
ドリップバッグの選び方
ブレンドの種類、豆の量、メーカー、そしてもちろん価格というところです
あくまで自己流ですが、それぞれのポイントに触れていきます
ブレンドの種類
コーヒーは基本的に一種類の豆で作られるものではなく、複数の豆を組み合わせます
味や風味が尖りすぎていたり、品質が安定しなかったりするためです
同じブレンド名でもメーカーによって配合が異なり味も変わってきます
ざっくりした目安は商品ページやパッケージの裏に記載があるので要チェックです
一方で焙煎度合いや挽き方はあまり気にしなくていいかなと思っております
(日本では浅煎りがほとんど無い、また挽き方よりブレンドによって味がかなり変わるため)
豆の量
一杯のコーヒーに使われる豆の量はおよそ10gです
しかし、ドリップバッグの商品によっては6.5g~10gとかなり差があります(価格が高いほど多い傾向がある)
もちろん豆の量が多ければ美味しいわけではないですが、選ぶ目安になります
こちらもパッケージに一袋あたりの豆量が記載されているのでご確認を
豆の量が少なければコーヒーも薄くなりがちですのでー
ドリップバッグの形
大多数のメーカーはコップのフチにドリップバッグを引っ掛ける形をとっています
この形状だとコーヒーを淹れる際に、コーヒーにドリップバッグが浸かってしまいます
浸かってしまっても味に大差はないとの話もありますが、気持ち的にできれば避けたいところ
このため、一部のメーカーはドリップバッグを、”カップの上に乗せる”ような形に工夫しているものがあります
より利便性を取る場合は選ぶと良いですね
価格帯ごとのオススメ
最後に価格ごとに分けて、実際に私が飲んでいたものを紹介いたします
おおよそ低価格、中価格、高価格の3層に分かれている印象ですね
低価格帯:1杯20円程度
ドトールコーヒー ドリップパック 深煎りブレンド100P
一杯20円強と驚きのコスパを誇りますが、豆の量はやや少ないです(この商品だと6.5g)
かなりお安いので、初めての方や毎日たくさん飲む方にオススメです
牛乳で割ったりする場合、ちょっと物足りなくなるかもしれませんね
個人的にはインスタントコーヒーよりは美味しいかなーという感じです
中価格帯:1杯50円程度
豆の量は8g程度とやや多くなり、ブレンドの種類も大きく増えます
この辺りを色々飲み比べてみて自分の好みを探るのがよいかと思います
値段と味のバランスがいいので一番ヘビーユースするラインですね
ヒルス シングルオリジン セレクション コーヒー 50P レギュラー
”シングルオリジン”とは、単一の農場や国など地理的に近い豆でブレンドしたものです
それゆえか他のメーカと比べて、ブレンドごとの違いがはっきりしているように感じます
「飲み比べたけどぶっちゃけ違いがわからん!」という人はお試しあれ
モンカフェ バラエティセブン 45杯分
味もおいしいですが、ドリッパーの形がものすごく優秀です
幅広いサイズのカップに対応できながら、安定感があり、ドリップバッグが液面に浸かることがありません
個人的には世の中のドリッパーがすべてのこの形になってほしいと思っています
そして面白いのがこちら
“(東京・札幌・福岡など)各主要都市をイメージしたブレンドでご当地気分が味わえる”という商品です
ブレンドもさることながら、パッケージが各都市ごとにデザインされていてオシャレ
インドアな人でも各地のイメージをなんとなく想像しながらコーヒーを選べるので楽しいですよ
高価格帯:一杯100円程度
高価格帯と言いつつ、コンビニコーヒーよりは安いです
個人的には”うまいなこれ!”って感じになります
AGF 煎 レギュラーコーヒー プレミアムドリップ 濃厚 濃厚 深いコク 20袋
高価格帯と言いながら、本品は一杯70円程度です
しかしながら、コーヒーの香りや苦みも強く、それでいて変な後味が残ることもない、おいしいコーヒーです
ドリップバッグの形状は浸からないように工夫されているのも良いですが、あまり幅広のカップには合わないのでご注意を
パッケージにも高級感があるのでギフトとしても喜ばれるかも
MORIHICO. 森彦 ドリップバッグ「森の雫」10+1個入りセット
そして私の好みにドストライクなのがこちら。北海道にあるコーヒーショップだそうです
前述のAGFももちろんおいしいのですが、こちらのほうがより旨味(コク?)を強く感じました
苦みが強くて酸味が弱いので、そっち系が好きな方には全力でおススメできますね
ちなみに同社のノンカフェインコーヒーも頭一つ抜けておいしいです
まとめ
コーヒーは嗜好品なので、最終的には好みの世界になります。身もふたもない
ぜひ自分が好きな商品を探してみてください
商品や淹れ方など、私も日々探しておりますので、おススメなどありましたら是非コメントくださいな