安いのに高タンパク低脂質でおなじみ、しかも最近では脳疲労を軽減すると噂の鶏むね肉ですが、普通に焼くとパサつくので食卓では嫌われがちなのではないでしょうか!
肉を柔らかく焼く方法にはいくつも種類がありますが、その中でも手軽なものをご紹介します
特別な道具や調味料は不要で、弱火でじっくり火を通すだけです
材料(2人前)
- 鶏ムネ肉:一枚(300~400g)
- 塩コショウ:全体にまぶすくらい
- お好みで粗挽きコショウがあるとよい
お酒も事前の漬け込みも一切不要!塩コショウのみのスーパーシンプルレシピです
皮は取ったほうが低脂質にはなりますが、もったいない&好きなので私はそのまま使います
作り方
①鶏肉の両面に塩コショウをまぶす
買ってきたパックの上でやっちゃうと洗い物も少なく済みます
②皮目を下にして、冷たい状態のフライパンに置く
③フタをして、弱火~中火で”シュー”という音が出る火加減をキープする(15分)
強めの弱火くらいですが、わかりにくいので音を聞いてもらうほうが確実です
油と水分がパチパチ言うようなら少し強すぎる、何も音がしないなら弱すぎるですね
※なお、この時出てきた水分をキッチンペーパーで拭ってやると皮がパリパリになるそうです
④裏返し、またフタをして5分焼く
⑤火の通りを確認したら完成!
肉の側面を確認したり、箸を突き刺してブニブニするようならもう少し火を通したほうが良いです
おまけ
普通の調理法との違いについて
肉の焼き方と言えば一般的に、「中火で皮目を焼いた後に、裏返し、フタをして弱火で10分」的な感じではないでしょうか
鶏もも肉であればそれでもいいのですが、胸肉は保水力が低いため、高温で加熱すると水分が流れ出てしまいます
これがパサパサの原因ですね
ということで、肉にきちんと火を通しつつ、肉の温度を上げすぎないことが重要とのことです
※ちなみに、肉を高温で調理すると発がん物質が発生するという説もあります。個人的にはここまで厳しくは制限してませんが
ちなみに普通の調理方法で鶏むね肉を焼いてみると、やはり水分が流出しやすいようでした
この調理法は、「野菜いためは弱火で作りなさい」という本で紹介されているものです
肉や野菜に火を通すことや、塩加減について科学的にアプローチしている面白い本でしたのでオススメ
さらに肉を柔らかくするにはフォークで刺しまくる
弱火で調理することで水分が逃げにくくなり、パサつきは軽減できますが、噛みごたえはそのまま残ります
これは鶏むね肉自体が筋繊維の塊だからかなあと推測しております
ということでさらなる柔らかさを実現するためには筋繊維を断ち切ることが重要なのですが、最も簡単なのは生肉をフォークで滅多刺しにすることです
お酒やパイナップル、ヨーグルトに漬け込むより時間もかからず洗い物も増えません
(刺した後のフォークは念入りに洗ってくださいね)
ぜひお試しくださいな
コメント
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